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Namikata×デンドリ。


10年間、主役として留め続けてきた
稀有な存在Namikata。
今では市場でも良く見かけるようになった
デンドリティッククォーツ/アゲート(以下デンドリ)。
Namikataが初めてデンドリと出会ったのは
2016年、馴染みの石屋さんの普段は目に留めないショーケース。
その片隅に無造作に置かれた、
たった4個のデンドリティックアゲートから始まりました。
当時はアゲート(めのう)であることしか検討がつかず、
正式名称も産地もわからないながら唯一無二な模様に
魅了されていました。
図鑑や文献から徐々に知識が増え、正体がつかめた時の
感動を今でも覚えています。
アゲートにはじまり、クォーツ(水晶)やオパールと
鉱物の種類も広がり、一鉱物好きとしての探求心と、
ジュエリー作家としての制作意欲を沸きたてる石と
なっています。

あの模様のできるまで。
デンドリのレシピ。
「デンドリティック=樹状の」。
化石でもなく、絵でもなく、押し花でもない。
あの植物のような模様はどうやってできるのか。
例えば水晶は
地下の奥深く、マグマによって熱せられた
高温の地下水に二酸化ケイ素が溶け込み、
ゆっくりと冷やされる過程で、結晶として定着し
成長していきます。
一般的に水晶は1mm成長するのに100年、
10cm成長するのにかかると1万年以上かかると
言われていますが、その成長の過程で圧力や周囲の
温度変化などによって生じる微細な亀裂から
金属イオンが染み入り、偶然にも植物のような模様が
入った水晶。
それがデンドリティッククォーツです。
レシピ風に言うなら、
想像を絶する環境に、1万年もの時間、
その2つを加えて偶然という幸運を適量。
が、デンドリの作り方とも言えますね。



模様だけではなく、色・形も
1点物の石だからこそ。
デンドリは世界各地で産出されますが、
ブラジル・インドが主な産地になります。
Namikataで取り扱う多くのデンドリは現地で産出された後、
デンドリのカッティングを生業にするカッターの一族の手によって
「その模様が一番美しく見えること」を優先的に
カッティングしたものを採用しています。
そのため模様も形も厚みもすべて異なる1点物の石なのです。
吟味したデンドリたちは
一つひとつ異なる形・幅・形状をしています。
そのシェイプに合わせ、培った技術をのせて作る
石座やアーム・デザインもすべて必然的に
1点物ジュエリーへと仕立てられていきます。
まるで「木が石を包み支えるように成長した」と思えるような
自然な曲線・流れ・分岐や接合・質感は
Namikataにしか作りだせない造形です。
Namikata×デンドリ=
枯れることのない植物モチーフのジュエリーとして、
私たちが出会った時の新鮮な驚きと感動を添えて
皆さまにご提案いたします。


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